展示・イベント

大谷哲也 TOKIIRO | 鉢と植物

影ゆえに在る白と
白がうむ影の間で

白磁鉢|Tetsuya Otani
多肉植物|TOKIIRO
ディレクション|Noriko Konuma

2024.2.9(金)ー2.17(土)
12:30〜19:00 
*初日のみ20時まで(18時から20時 opening bar)


料理と器が、共にあるように、
植物に鉢がある。
土着性を消し去り、
特定の文化を映し出す色彩や模様を削ぎ落とし、
なくてはならない本質をさぐる。
深く深く掘り下げ、そこで見つけるものは、
普遍とよぶのか、美とよぶのか、命なのか、未来なのか、、、
自分の答えを探す旅。
作品も、仕事のやり方も。
暮らし方も生き方も。
日々を生きるために、本当に大切なことはなにか。
止まらずに、追い求め続ける。
注意深く調整された余白が佇み
手仕事の痕跡がかすかに香る陰影に包まれて
静謐な存在感をはなつ器。
そこに植物の命が宿るとき、
映し出される景色の力強さは、
世界への愛と尊敬と祈り。
白磁の大谷哲也
植物の近藤義展
二人の出会いから生まれた刹那の妙。
今日も、今ここでしか出会えない世界との出会いがありますように。

組む 小沼訓子

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創作の場と二人の手(3分33秒)
映像制作 近藤義展


影ゆえに在る白と、白がうむ影の間で、
記憶の奥にしまい込んだ白い欠片をたどる。

少年の頃、家の裏の浜で見つけた白い石は宝物で、
光と影が交わる防風林は秘密基地だった。
木々の間から陽の光が差し込むと、
影ははっきりとした形を成し、白は無数の色に変わった。
白い石を手にしたあの日、
僕は、光と影の境界線上に立っていることに気づいた。
影は白い光によって形作られるが、白は影によってその存在が際立つ。
それは僕にとって、光と影、善と悪、静と動のような、世界の仕組みそのものだった。
その石は僕のポケットに入れられ、やがて都会の生活の中で忘れられていった。

大人になったある日、美しい形の白い器を目にした。
滑らかな曲線と光を受けて輝く表面。
ギャラリーの隅に静かに置かれたその器は、
まるで生きているかのように、そこに座っていた。
子供の頃に秘密基地で感じた、海の香りと、光と影の美しい世界が、
この白い器によって思い出された。

僕はもう、かつての境界線の上にはいなかった。
そして、影と白の間に存在する曖昧な階調を受け入れ、
それがこの世界に充満しているということを心の底から感じ取った。
僕の心には再び、秘密基地で白い石を拾う少年の高揚感が戻ってきた。

今、浜を見れば白い石、黒い石、影、そして僕もただ一つの世界。

僕は白く、美しい影をたたえる器に未来を描いていく。

近藤 義展

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◼️ 2024.2.9(金)18時〜20時 
オープニングBar(Cash on)

初日は、大谷さん、近藤さん、ともに在廊してくださいます。
夜は、18時頃より、ギャラリーでお飲み物をお出しします。
鉢と植物のかたわらで、二人の作家と
語らう時間をお楽しみいただければと思います。

大谷哲也
近藤義展 TOKIIRO

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◼️ 2024.2.17(土)Special Basic 鉢と植物Ver.
7種類で作る多肉植物のアレンジ
120分 6000円 税込
会場:組む東京 2F
講師:近藤義展 TOKIIRO

◯ 11:30〜
ご予約はこちらから 

◯ 15:00〜 
ご予約はこちらから

各12名様

お申し込みは、上記、組む東京オンラインストアにて

<内容>
地球が生まれ進化してきた生命のなかで、植物は移動しながら捕食することを選ばず、大地に根を張り、エネルギーを自己生成し他にも分かつ。
そんな奥深い植物の世界を、多肉植物を通してお伝えします。
育て方がわからず不安な方も、植物を扱うお仕事をされているかたにも充実した時間になるようにワークと座学を織り交ぜデザインさせていただいております。
多肉植物の生命活動にふれることを通して、次世代の人類に地球をつなぐきっかけになればという時間をご一緒できればと考えております。
1.多肉植物とは?
2.寄せ植えアレンジのポイント
3.寄せ植えアレンジをつくりましょう
4.管理方法
5.質疑応答

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